感謝の気持ちを込めた桜餅づくり

karupisupipi2014-03-14

生活介護
午前:1)ホワイトデー企画:桜餅をつくろう!(いきいきプラザ)
   2)木工
   3)ポレポレ弁当配達
午後:1)クッキー
   2)木工


3月14日は何の日?
一昔前なら回答者のみなさんは「う〜ん」と唸るところですが
近年ではメジャーの仲間入りとなった『ホワイトデー』。
もしかしたら、お菓子会社の戦略なのかもしれませんが
世の女性がハッピーになる事を考えれば、素敵な日として認定したいと思います。


そこで、こだまでは男性メンバーの発案で
毎年のようにバレンタインデーチョコをプレゼントしてくれる女性メンバーに対して
感謝の気持ちを込めた手作りお菓子をホワイトデーの日にプレゼントする事を決めました。


最高に美味しいお菓子にしようと数日前から男性メンバーが集まって
話し合いを続けてきました。
『ケーキ』『チョッコレート』『クッキー』と案は次々と出てはきましたが
もう一つ何かが足りません。
何案が出てきた後に、1人の男性メンバーが『さくら餅!』と発言されました。
『これだ!』と多くのメンバーの心に突きささり、満場一致で『さくら餅』に決まりました。


本格的な桜餅を作る為に設備の整った『いきいきプラザしまね』の調理室を借りました。
しかし、いざお菓子作りが始まるや否や、その時までの余裕の表情は消え
「ハサミがない!」「泡立て器はどこどこ?」「小麦粉の量はおかしくない?」
等、ドタバタドタバタと慌ただしい状況が続きました。
何とか焼き作業の工程まで辿り着き、あとはホットプレートでの生地作りと巻き作業のみとなりました。
意外にも男性メンバーたちは、お菓子作りに興味津々です。
瞳を輝かせながらホットプレートによる生地作りに参加しました。
クレープを作る感覚でオタマの裏側で生地を伸ばしていきます。

我も!我も!と次々と生地作りに挑戦するメンバーたち。
そのおかげもあり、目標の30個分の桜餅の生地は30分で完成しました。
同じく、団子と桜の葉の巻き作業にも積極的に参加したメンバーのみなさんの力により
予定時間の12:00に目標の30個分の桜餅ができあがりました。


ドキドキの試食タイムです。自然と笑みになるメンバーたち。
仲良く、全員で同時に『桜餅』を試食しました。
「あ!う、うま〜い」
と食べた瞬間、感嘆の声があがりました。
これは、今回の隠し味として我がチームが採用した隠し材料の『白玉粉』の賜物です。
通常の桜餅よりモチモチ感が加わり、より餡子の味が引き立てられたのでしょう。
想像以上の出来映えに、満足顔の表情でハイタッチを交わすメンバーでした。


自信をもって我が愛する女性メンバーの待つ生活介護へ。
凸凹の形ではありましたが
その事には特に突っ込みはなく、それを手にした女性メンバーは「ありがとう。」と笑顔で答えてくれました。
そして手にしていた桜餅をその口へと運びます。
瞬間、笑顔が広がりました。その様子を男性メンバーは本当に本当にうれしそうに見つめていました。


最高の瞬間です。
メンバー同士がお互いの為に同じ目標に向かって取り組む姿とそこから生まれる友情。
バレンタインデーとホワイトデーが結んでくれた最高に素敵な一日となりました。