えー、こんなことも出来るようになったのー!

 以前にも紹介したことがあるかもしれませんが、こだまの利用者にコーヒー好きの方がいます。
誰かがコーヒーを飲んでいると、どこからかあらわれ自分にも頂戴とコーヒーカップを引っ張ります。そしてとうとう根気負けして一緒に作ることになるのです。

 ところがきょうお風呂から上がってくると、いつもなら自分が座る場所に行くところを台所に入ってきて、コーヒー置いてある場所に来て
コーヒーカップとクリープと砂糖とコーヒーの瓶をテーブルの上に並べました。コーヒーカップはというと沢山ある中から一番大きいカップです。
これからどーするのかなー?と見ていると、近くにいた職員にふたを開けてとコーヒーの瓶を渡す。ふたを開けてもらうと、スプーンで上手にすくって入れる。そのあと同じようにクリープも・・・。そして、ポットから職員と一緒にお湯を注いでいる。

 いつも受け身の生活だったのにいつの間にこんなことが出来るようになっていたのだろう・・・。
日々の利用者同士の関わりや、ささいなことでも体験を積ませることでこんな収穫につながったのだろー。
焦ることないよ、いつか出来るようになるんだ、といっているようでした。
ほのぼのとした、とてもいい気持ちになりました。