クッキー班の大きな大きな一歩

karupisupipi2013-12-17

ほんそご
午前:Xmas鉢づくり
午後:1)散策
   2)鉢づくり

生活介護
午前:1)木工
   2)Xmas製品 配達
   3)カレンダーづくり
   4)ポレポレ弁当配達
午後:1)クッキー
   2)木工
   3)Xmas製品 配達


クッキー班の近況について報告します。


只今、Xmasギフト用クッキーの注文が殺到し
うれしい悲鳴をあげながらも
「お客様の笑顔を」合い言葉に
毎日、クッキーづくりに取り組んでいます。


1ヶ月前より、「はじまりの会」の内容を一部リニューアルしました。
以前は、その日に担当する作業内容を職員が予め準備し
一人ひとりに割り当てていたやり方を
一人ひとりが自分の今やってみたい作業を選択する方式におもいきって変えてみました。

正直、スタート前には不安もありましたが
初日から自然な流れで作業が決まり、予想以上にメンバーのみなさんには好評でした。


今日は初めての「ヒモ切り作業」挑戦を表明された女性メンバーも現れ
その勇気に力が湧いてきたのか、他のメンバーも次々と自分の作業を選びました。
作業が始まってから15分後。
久々にクッキー班に参加した私は驚きの連続です。


度々、集中が途切れ、周りのメンバーにチョッカイを出していた男性メンバーが
1時間30分の間、一度も集中を途切れる事なく
最後までコロコロクッキーづくりに取り組みました。

初めて挑戦した『ヒモ切り作業』にも関わらず、補助具の説明を一度聞いただけで
単独で補助具を使いこなし50本分のヒモを切った女性メンバー。
自信に満ち満ちた表情でした。

他の人の何倍ものパワーを使い、その分、イッキに疲労しやすい体質の女性メンバーが
一度も手を休める事なく、シールを100枚剥ぎ取り、担当者に手渡ししました。

クッキー班の一人ひとりがこの1年間での作業経験を通して
大きな大きな成長を遂げています。すばらしいの一言につきます。
クッキーづくりの技術的な成長だけではなくて
その経験による自信や忍耐力等の総合的な人間力
確実に向上しているのではないでしょうか?


その答えがよく伝わった今日の作業風景でした。