平原公民館と市バス

karupisupipi2014-04-28

ほんそご
一日:平原公民館で春の八雲を楽しもう!

生活介護
午前:1)バスに乗ろう!
   2)温泉卵を作ろう!(玉造)
   3)ポレポレ弁当配達
午後:1)クッキー
   2)木工
   3)空缶つぶし
   4)バスへ乗ろう!

気がつけばゴールデンウィークに突入です。
お正月の餅つき大会をしたような気分がまだまだ残っているのに・・・。月日が経つのは早いものですね。


さて、まずはほんそごの活動報告です。
今日は一日、八雲町の大自然に囲まれた「平原公民館」でゆっくりのんびりと過ごしました。外はあいにくの雨でしたが、公民館は全室貸切だったので室内鬼ごっこや畳の上でのマッサージ体操をして楽しく過ごせました。

みんなの願いが八雲の神様に通じたのでしょうか?
途中、雨も上がり、八雲の神秘的な自然に囲まれながら
散策も楽しめました。
平原公民館のおかげで心身リフレッシュができたと思います。



さてさて生活介護の、今日の企画は「バスに乗ろう」でした

通常はバスに乗っておでかけをすることが目的です
今回は目的地にいき、楽しむことが目的ではなく、
「バスに乗る」こと自体が今日の活動の目的です
これから、移動支援などを利用されているかたのために。
というのが企画のはじまりでした。


小グループで午前・午後にわかれて出発しました。
嫁島近辺よりバスに乗車して、松江駅に。
30分の自由時間があり、またバスにのってこだまに戻る計画です。
バスに乗るためには、いろんなことを覚えなくてはなりません。
でも、バスの乗っておでかけすることが楽しいものであってほしい。
そこでみんなには、ひとりひとつずつ目標を決めて活動することにしました。


ある方の目標その1
「見通しをもっておでかけする」
 おでかけ用のスケジュールボードをもって、どこで何をするかを自分でわかるためのものです。

またある方の目標その2
バスカードを自分でカードリーダーに通す」
 職員が全部してしまうのではなく、自分でできることを自分でやる!職員は難しいところだけ、手をささえたりしながら見守ります。

またまたある方の目標その3
「バスの運転手さんにあいさつしよう」
 バスに慣れている人向けの目標です。あいさつがあるとお互い気持ちのよいものです。

さらにあるかたの目標その4
「自販機にお金を自分でいれて、ジュースを買おう」
目的地の松江駅で、ジュースを買う計画にしていました。
お金を一枚ずついれるのも、本当にたいせつな経験です。

帰ってから
 職員がうれしそうに報告してくれます。
 「上手にあいさつされましたよー」
 「買ったジュースをうれしそうに握っておられましたよ」
 「降りるときのステップがこわそうだっけど、最後まで自分ひとりで降りられました!」

こういった経験がいつか花開き、彼らの社会生活の幅がひろがっていくことを期待しています。


明日は「昭和の日」。家族のみなさんとの時間を楽しんで下さいね。また、明後日、元気な笑顔でお会いしましょう。