10年ぶりの作業

karupisupipi2014-01-31

ほんそご
午前:1)盲学校作品展示会 見学
   2)木をとりに行こう!(風土記の丘)
午後:1)灯籠づくり
   2)ステンドグラスづくり

生活介護
午前:1)盲学校作品展見学
   2)灯籠づくり
   3)ポレポレ弁当配達
   4)木工
午後:1)クッキー
   2)木工


生活介護のメンバーの中には騒がしい音や急な変更に対して
大きな不安を感じてしまう方がいます。
そのような状況は集団活動を行なう上ではどんなに注意を払ったとしても
多々、起きる事です。
その為、数年前までは個別での活動が多く、念願だった集団活動への参加は一昨年前から実現しました。
はじめは昼食時のみの利用からはじまり、活動も無理はせず
本人の慣れひたしんでいる課題やウォーキングに取り組んできました。
本人の地道な努力がみのり
昨年からは生活介護のみんなと一緒に一日過ごせるようになりました。
さらに、昨年暮れには作業活動にも参加でき、初めての工賃を手にしました。
その時のうれしそうな表情を今日の事のように覚えています。


そして今日は初の木工作業にチャレンジしました。
作業内容はバーナーを使った焼き作業です。
学生時代に経験はあるそうですが何と言っても10年のブランクがあります。
できるだけ集中して取り組める環境を準備してからカードを渡しました。
すると「うん!やるよ!」といった感じの表情で作業室へ勢い良く入っていきました。
作業が開始して、その光景にびっくり!
10年のブランクを全く感じさせない手際の良さで次々と動物鉢の部材を焼いていきました。
時間にして1時間。一度も休む事なく、生き生きとした表情で作業に取り組みました。


集団活動の中で仲間たちとの交流が増え、それが原動力となり
この男性メンバーの力を引き出してくれたように感じた一日となりました。
今後もこの仲間たちと共に
力を合わせて初めての体験にもチャレンジしていきましょう。